現在、世界で約7億人が水不足の状況に苦しみ、年間約180万人の子どもが不衛生な水で亡くなっていると言われています。 そんな水資源の乏しいアジアの地で、100年以上も前に使われていた日本の伝統技術である『上総掘り』が注目を集めています。 千葉県中部の上総地方、現在の君津市で発祥した深井戸の掘削技術である『上総掘り』が、なぜ日本中に広まり、世界へと渡ったのでしょうか。 そこには、多くの職人たちが積み重ね、伝えて残した素晴しい知恵と技術がありました。