水の話-ビオトープ

 街の中でも、自然に生えた草や小さな虫を見ることができます。街路樹や公園の立ち木からも、小鳥のさえずりが聞こえてきます。都会の中にも、意外と多くの野生の生き物が暮らしているようです。
ビオトープという言葉がしばしば聞かれるようになりました。ビオトープとは、生き物を意味するビオと場所を意味するトープの合成語で、そのまま訳せば「生物の生息する空間」ということです。ビオトープとは、具体的にはどういった環境を指す言葉で、なぜ、いま大切なのでしょうか。


ビオトープ
危機的な状況にある日本の自然
ビオトープが目指すもの


●取材協力
・愛知県立碧南工業高校(愛知県碧南市)
・岡崎市立秦梨小学校(愛知県岡崎市)
・(株)テクノ中部
・豊川市立桜木小学校(愛知県豊川市)
・(財)日本生態系協会

●参考文献
・「おしえてビオトープ」環境庁
・「環境を守る最新知識」信山社サイテック
・「植物からの警告」NHKブックス
・「生態系を蘇らせる」NHKブックス
・「第1回全国学校ビオトープ・コンクール報告書」(財)日本生態系協会
・「ビオトープネットワーク―都市・農村・自然の新秩序―」ぎょうせい
・「ビオトープネットワーク?―環境の世紀を担う農業への挑戦―」ぎょうせい
・「滅びゆく日本の昆虫50種」築地書館
・「滅びゆく日本の植物50種」築地書館
・「滅びゆく日本の動物50種」築地書館
(50音順)