|
水も塩も生命を維持していく上では欠かすことのできない大切なものです。喉が渇いた時には水を飲みたくなりますが、塩分が足りなくなったからといって塩そのものを舐めたくなる人はいないようです。現代では塩そのものを意識しなくても、普段から食べている食品の中に十分含まれているからです。
外国では岩塩から塩をつくるのが普通ですが、日本では海水から塩をつくります。そして塩の採れないどんな山奥の地へも、人がいる限り塩は運ばれていきました。 |
●取材協力
・足助資料館(愛知県足助町)
・伊勢神宮(三重県)
・吉良町教育委員会(愛知県)
●参考資料
・赤穂の製塩用具―(財)赤穂市文化振興財団
・吉良町史―愛知県吉良町
・塩―法政大学出版局
・塩と日本人―雄山閣出版
・塩の道―ぎょうせい
・塩の民俗学―東京書籍
・神宮の御塩―神宮司廳
(50音順) |
|
|