水の流れによって作られた川底の砂紋の上に小さな影が動きます。目を凝らすと魚たちが気持ち良さそうに泳いでいます。時折、川岸の木々の葉が揺らぎます。こうした風景は珍しくは無くなりました。ところが魚たちの姿が消え、ヘドロが堆積した川が当たり前のような時代がありました。そんな状態から甦った川の一つに矢作川があります。
矢作川
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舟運、農業、漁業、発電、環境、常に人の暮らしとともに流れる川
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流域はひとつ、運命共同体
●取材協力
矢作川沿岸水質保全対策協議会