里川は、水や生き物の豊かさを育むことや、人と川との関わりを取り戻すことなどを目指しています。ただ時代の変化と共に、人と川との関わり方も大きく変化しています。動力源としての水車小屋はすでにありません。稲を山のように積んで運搬をする田舟を復活させることは不可能です。都市部を流れる川で洗濯や炊事の用意をすることなど想像すらできなくなっています。
時代と共に人と川との関わり方が変化していくのは仕方がないことです。里川づくりは昔のような人と川の関わり方を取り戻すことではなく、むしろ時代の変化にあった新しい人と川との関わり方を創り出すことです。
川ガキ養成埼玉塾のような取り組みは川を知らない子どもたちが川と付き合う最初のきっかけづくりです。
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