よくあるお問い合わせブロワについて
ブロワって、何ですか?
浄化槽へ空気を送るための機器です。
浄化槽は微生物の働きを利用して、汚水の汚れを分解し、水をきれいにしています。
微生物が呼吸をするために、空気を送る必要があります。
ブロワの電源は、切ってもいい?
ブロワの電源は、切らないでください。
浄化槽は微生物の働きを利用して、汚水の汚れを分解し、水をきれいにしています。
微生物は呼吸をするために、空気を必要とします。空気が送られてないと、微生物が活動できなくなり、その結果、浄化槽が十分に機能せず、臭気がしたり、不具合がおきてしまったりします。
取扱説明書がほしい
ブロワの維持管理に関する書類一式をダウンロードすることができます。
こちらからダウンロードすることができます。
ダウンロード可能な書類は、取扱説明書およびブロワパーツガイド(分解図、部品表、ダイヤフラムの交換方法)です。
タイマー付き汎用ブロワのタイマー設定方法を知りたい
タイマー付き汎用ブロワUniMB、UniSBには、主要メーカーブロワの逆洗回数、逆洗時間があらかじめ搭載されています。
簡単な操作でタイマー設定することができます。
設定方法は、こちらのページの汎用ブロワ(タイマー付)UniMBのプログラム選定表(最新版)PDF、 UniSBのプログラム選定表(最新版)PDFから、それぞれご確認ください。
補修部品をさがしたい
ブロワパーツガイドに部品表を記載しています。
こちらからダウンロードすることができます。
補修部品の在庫状況を知りたい
「補修部品一覧表」からご確認いただけます。
こちらからダウンロードすることができます。
後継機種をさがしたい
「ブロワの変遷」からご確認いただけます。
こちらからご確認いただけます。
ブロワからの音が気になります。対策はある?
ブロワ本体からのものと、ブロワの設置による共鳴音(振動音)によるものがあります。
状況を確認いただき、契約をしている維持管理会社へご相談ください。
注意点
感電防止や高温対策のため、ブロワには、直接素手で触れないようにしてください。
- ブロワ本体から異音がする
フィルター劣化や故障の可能性があります。コンセントを抜いて維持管理会社へお問い合わせください。
- ブロワの振動音が気になる
ブロワの基礎部分が建物と一体になっていたり、設置が水平でないことが原因として考えられます。
- ブロワ基礎を建物から離す
- 設置面を水平にする
- 防振ゴムパッドをブロワの下に敷き、建物に振動が伝わらないように抑制する
などの対策方法があります。
浄化槽から音がする場合は、
よくある問い合わせ 浄化槽について 音が気になります。対策はある?の項目をご参考ください。
ブロワが故障かも?
次の注意点に留意いただき、気になる症状をご確認ください。
注意点
運転中のブロワは高温になります。直接素手で触れないようにしてください。
【症状】 運転音が気になる。
次のような場合は、故障ではなく、振動による共鳴音が考えられます。
- 据付台の水平が出ていない、または据付台を使用していない。
- 配管が建造物と接触している。
- 壁等の近くに設置してある
設置場所の変更や配管を調べてください。据付台の不備の場合、ブロワの下に防振用のゴムマット等を敷くと共鳴音を抑えることができます。ブロワ本体から異常な騒音・振動が発生している場合は、電源プラグ抜き、維持管理会社または浄化槽施工会社へご相談ください。
故障の場合は、次のような理由が考えられます。
- 振動子の破損
- 振動子固定用ナットのゆるみ及び抜け
- ダイアフラム破損による振動子と電磁石の接触
【症状】 運転が止まっている。
まず、電源プラグが抜けていないか、コンセントに電源がきているかを確認してください。
これらが正常な場合は、ブロワ本体の故障の可能性があります。
電源プラグを抜き、維持管理会社または専門の工事会社へ修理してください。
故障の場合は、次のような理由が考えられます。
- ダイアフラムの破損
- 弁の破損
- 電磁石の破損
ダイアフラムが破損の場合は、弁も同時に交換してください。
【症状】 エアー量が少なくなった。
まず、浄化槽と途中の配管には問題がないか確認してください。
配管が正常な場合は、ブロワ本体内のエアー流路に問題がある可能性があります。
次の箇所を点検してください。
- エアーフィルターまたは吸入口の目詰まり。
- 弁部(吸入・吐出)の汚れ、または弁の破損。
- ダイアフラムの破損。
- キャップ付チューブの破損
- 本体外のエアー管路の漏れ
ダイアフラムと弁の交換は1年毎に必要か?
定期的な交換が必要です。
ダイアフラムは1分間に3000回、1年間で約16億回(50Hz地域)もの振動をしています。
ダイアフラムの材質はゴムのため、1年でかなり摩耗します。
ダイアフラムと弁を定期的に交換することによって、ブロワ本体の耐久性も伸びることになります。
ロータリーブロワについて知りたい
ロータリーブロワについては、お近くの弊社営業所へお問い合せください。
- こちらから、ご確認ください。