現代奴隷・人身売買に
関する声明(2024年)
フジクリーン工業株式会社は、英国現代奴隷法の定めに基づき、フジクリーン工業とその関係会社における奴隷労働および人身取引等の人権侵害を防止することを目的として本声明を公表します。
1.会社概要/サプライチェーン概要
フジクリーン工業株式会社は、オンサイトの排水処理技術を開発し、家庭用、商業用の下水処理システムを製造する世界有数の日本メーカーです。1961年に創業し、過去60 年に渡る排水処理事業の歴史と経験から培った技術を活かし、排水処理におけるソリューションを提供しています。すでに世界中で何百万も導入されているフジクリーンシステムは、その実績から高い信頼性を得ています。フジクリーン工業株式会社は、最適な性能を発揮する排水処理システムを開発、提供し、美しく安全な水環境を次の世代に残せるよう取り組んでいきます。
当社の会社情報および事業につきましては、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.fujiclean.co.jp/
https://fujicleanglobal.com/
浄化槽・ブロワの製造における資材の調達は、弊社規定の「CSR調達方針」に基づき、国内外のお取引先から調達しております。調達方針においては、国内外の法令遵守、強制労働や児童労働排除、犯罪や紛争に関与する製品の使用防止等を含みます。
2.現代奴隷・人身売買に関する方針
フジクリーン工業株式会社は、すべての人権を尊重し、国内外で展開する事業において奴隷労働や人身売買等の人権侵害の根絶に努めます。同様にサプライチェーンにおいても人権侵害を引き起こす、またはこれに加担することのないように努めます。
3.現代奴隷・人身売買についてのデュー・デリジェンス
事業およびサプライチェーンにおける人権デュー・デリジェンスのPDCAサイクルを整備し、取り組みを行います。現代奴隷や人身売買のリスクが潜在的に高いと推定される取引を適切に評価し、それらの取引への関与や支援を避けることで人権侵害の予防に努めるとともに、現代奴隷・人身売買と疑わしき事案に対し、迅速な対応が可能となるよう、組織体制および取り組みを強化します。
4.現代奴隷・人身売買の発生を防ぐ取り組み
人権の尊重と現代奴隷・人身売買の防止に向けて、従業員の意識向上に努めます。また、内部通報制度を設置し、人権侵害を含む様々な事例についての報告窓口を整備しています。通報者への不利益な取扱いが発生しない体制のもと、適切に運用します。さらに定期的な内部監査やアンケートを実施し、課題の抽出および改善に取り組みます。
2024年5月21日
フジクリーン工業株式会社
代表取締役 後藤雅司
なお、この声明は以下の関係会社を対象に含んでおります。
- ・FujiClean Australia Pty Ltd.
- ・FujiClean USA, LLC
- ・Ammermann Umwelttechnik GmbH