田楽
田楽の名の起こりはいろいろな説があります。豆腐に串を刺した形が、田楽法師の鷺足の曲といわれる形に似ているからとか、四天王寺の楽人がこの料理を出したとき、つい秘伝の笛を許してしまい伝楽と名付けたのが始まりともいわれています。豆腐百珍では一番最初に紹介されています。また、田楽の中でも木の芽田楽が有名ですが、この場合の木の芽とは普通は山椒(さんしょう)を指しています。
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がんもどき
関東では雁擬(がんもどき)、関西では飛龍頭(ひりょうず)と呼ばれているようです。刻んだ野菜などの具を、豆腐を崩して水けをきったもので包んで揚げます。
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変わり豆腐
左が豆腐の佃煮、その右が沖縄のとうふよう、下が岩手県の六浄(条)豆腐。一般に豆腐は腐りやすく、日もちしにくいとされています。しかし、栄養が豊富なため様々な方法で水分を抜いて、長期間の保存にも耐えられるものが考えられています。また、沖縄のとうふようは、豆腐を発酵させたもので、このような豆腐は中国にはありますが、日本では沖縄以外ではみられません。
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