よくあるお問い合わせ浄化槽について
浄化槽って、何ですか?
生活排水(汚水)を川などに流せるくらいまできれいに処理するための装置のことをいいます。
浄化槽は、微生物の働きを利用して汚水の汚れを分解し、水をきれいにします。
浄化槽については、こちらもご参考ください。(環境省浄化槽サイト)
浄化槽について、どこに問い合わせたらよいかわからない
施主様からお問い合わせいただく場合
浄化槽の選定や設置に関すること
ブロワ、浄化槽のマンホールなどの交換、臭気や水質などご使用中のお困りごと
- 弊社浄化槽をご使用中の場合
維持管理契約をしている維持管理会社へお問い合わせください。 - 維持管理契約をされていない場合
都道府県に登録されている維持管理会社と契約してください。
都道府県や指定機関へお問い合わせください。(浄化槽の清掃のみを依頼する場合は、担当する市町村へお問い合わせください)
浄化槽をこれから使用されるお客様(浄化槽管理者様)
- 使用方法のご案内はこちら
浄化槽の取扱説明書はこちら
浄化槽の使用について、こちらもご参考ください。(環境省浄化槽サイト)
https://www.env.go.jp/recycle/jokaso/life/index.html
設計・施工に関するお問い合わせの場合
浄化槽の人槽算定について
- 建築用途や算定単位から処理対象人員をシミュレーションすることができます。
人員算定シミュレーターはこちら
電話やメールでのお問い合せはこちら
処理対象人員算定表 日本工業企画JIS A3302-2000はこちら
図面データがほしい
維持管理に関するお問い合わせの場合
- 浄化槽に関係する書類(取扱説明書、維持管理要領書,維持管理Q&Aなど)をこちらからダウンロードすることができます。
認定書類一式をダウンロードすることができます。
- 建築確認申請や浄化槽設置届、浄化槽設置補助金制度への申請において必要な浄化槽の認定書類はこちらから認定書類一式をダウンロードすることができます。
ダウンロード可能なデータ 浄化槽認定書、認定書別添仕様書及び図面、登録証、登録浄化槽(ABC)管理表
大型浄化槽図面をご入用の際は、こちらよりお問い合わせください。
浄化槽の認定書とは?
浄化槽を使用開始の際に、何をしなくてはいけないか?
「浄化槽を使用されるお客様へ」を参考にしてください。
- 浄化槽維持管理会社と維持管理の契約をする
- お住まいの都道府県知事または市町村長に使用開始届を提出する
- 法定検査(浄化槽法の7条検査)の実施
詳しくは、(浄化槽を使用されるお客様へ)からご確認ください。
浄化槽の点検、検査とは?やらなくてはいけないか?
浄化槽が正しく機能するためには、浄化槽の保守点検や清掃などが適切に実施されていることが極めて大切です。
- 浄化槽を設置したら、浄化槽法に基づき「保守点検(定期点検)」、「清掃」、「水質検査(法定検査)」を行う必要があります。
詳しくは、こちらからご確認ください。
浄化槽の保守点検や清掃をしているが、法定検査は必要か?
浄化槽法において、浄化槽管理者の義務として、保守点検、清掃、法定検査の3つが定められています。
この3つは趣旨が異なりますので、保守点検や清掃を行っていても法定検査は必要となります。
- 保守点検
浄化槽の機能が正常に保たれるよう機器類の点検や調整を行い、これらに伴う修理や消毒薬の補充をする作業 - 清掃
浄化槽内に溜まった汚泥などを引き抜きし、装置や器具類の洗浄をする作業
保守点検や清掃は、浄化槽の機能を適正に保つための作業です。保守点検や清掃を怠ると、排水がきちんと処理されなかったり、詰まりや悪臭の原因となります。
- 法定検査
保守点検や清掃が適切に行われているかも含めて、浄化槽が正しく機能しているかを指定機関が確認する作業
音が気になります。対策はある?
音の発生が浄化槽からか、ブロワからかで対策が異なります。
まずは、契約をしている維持管理会社へご相談ください。
浄化槽から音がする
槽内部では、常に水が滞留しているため、水音は発生します。
ただし音が大きくなったときは、トラブルが発生している可能性があります。
ブロワから音がする
よくある問い合わせ ブロワについて ブロワからの音が気になります。対策はある?の項目をご参考ください。
浄化槽から悪臭がします。対策はある?
臭気が気になる場合の原因は、いくつか考えられます。
契約をしている維持管理会社へご相談ください。
- 使用開始直後
使用開始すぐから半年間ほどは微生物が少ないため、処理が追いつかないことがあります。
シーディング剤などの添加で微生物の繁殖を促すと、においを低減することができます。
- 浄化槽の機能低下や槽内汚水の腐敗
【考えられる原因】
- 多量の油の流入による高負荷など、汚水量や汚濁負荷量が計画より多い場合は、浄化槽は正常に機能していても、処理が追いつかないことがあります。
- 多量の塩素剤流入による微生物量の減少、ブロワやバルブ、配管などの不具合による空気量不足、浄化槽の清掃不足により、処理が追いつかないことがあります。
ご使用方法の留意点を守っていただくこと、使用状況に適した保守点検や清掃を行うことが必要です。
ご使用方法の留意点はこちらからご覧ください。 - 配管設備の不備
トラップなどの不備により、臭気が逆流することがあります。
配管経路の調査を実施し、改善することが必要です。 - マンホールが正しく閉まっていない
枠内にたまった小石などの異物を取り除き確実にマンホールを閉じてください。
マンホールパッキンの経年劣化(ゴムの硬化など)により生じる隙間も原因となります。
こちらでもご案内しています。
浄化槽の使用する際の注意点
浄化槽の廃番機種を知りたい
小型浄化槽は「小型浄化槽新旧一覧」からご確認いただけます。
- こちらからご確認ください。
浄化槽本体の耐用年数について(保証期間と保証範囲)
(1)保証期間
- 槽本体(使用開始日より3年)
- ブロワ(使用開始日より1年)
(2)保証範囲
浄化槽法に基づく浄化槽工事業者によって適正に設置され、竣工検査を完了したものが、製造上の責任に依って構造・機能に支障があると認められるときには、無償にて修理を致します。なお、離島及び離島に準ずる遠隔地への出張修理を行った場合には、出張に要する実費を申し受けます。
但し、次の場合は保証期間中であっても有償と致します。
- 消耗部品(塩素剤、ブロワのダイアフラム、エアフィルタなど)
- 適切な維持管理契約がなされていない時
- 適切な工事がなされていない時
- 改造や不適切な修理による故障または損傷
- 駆動部の取付場所の移動等による故障または損傷
- 重車両の通行・振動による故障または破損
- 火災、地震、水害、落雷、雪害その他の天災地変による故障または損傷
- その他取扱いが不適当であった場合
(3)保証期間後のサービス
- 浄化槽は何年か過ぎると、経年劣化による自然故障が発生する場合がありますが、保証期間が過ぎている場合でも、有償にて修理は可能です。一度弊社の支店、営業所又は、販売、施工会社までご相談ください。