私たちの取り組み浄化槽Topics
Topics 07-02
浄化槽を取り扱うみなさまへ
安全使用のための遵守事項
ここに示した事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、ご使用者や他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。
誤った取扱いをすることによって生ずることが想定される内容を記載しています。
安全に関する重要な内容ですので必ずお守りください。
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取扱を誤った場合に、使用者が死亡または警告重傷を負う可能性が想定されます。
取扱いに関する注意
1)塩素剤による発火・爆発・有害ガス事故防止
- ●浄化槽では、処理水の殺菌、消毒のために固形の塩素剤を使用しています。
- ●塩素剤は強力な酸化剤です。
塩素剤には、無機系の塩素剤と有機系の塩素剤の二種類があります。これらを一緒に薬剤筒に入れないでください。
有機(イソシアヌル酸)系の塩素剤には、商品名:ハイライトクリーン、ポンシロール、メルサン、マスター、ペースリッチなどがあります。無機系の塩素剤には、商品名:ハイクロン、トヨクロン、南海クリヤーなどがあります。 - ●塩素剤の取扱いに際しては、目・鼻・皮膚を保護するため、ゴム手袋、防塵マスク、保護メガネなどの保護具を必ず着用してください。
- ●塩素剤を廃棄する場合は、販売店などにお問い合わせください。
発熱・火災の危険がありますので、塩素剤はゴミ箱やゴミ捨て場に絶対に捨てないでください。
塩素剤の取扱い上の詳細な注意事項は包装材に記載されていますので、必ずお読みください。
これらの注意を怠ると、発火・爆発・有害ガスの生ずるおそれがあります。
また、これらにより傷害の生ずるおそれがあります。
2)マンホールからの転落・傷害事故防止
- ●マンホールの蓋は、必ず閉めてください。また、蓋は必ずロックしてください。
- ●マンホールの蓋及びロックのひび割れ・破損などの異常を発見したら直ちに取り替えてください。
- ●マンホールの蓋は、子供にさわらせないでください。
- ●マンホール蓋には表示された荷重以上のものをのせないでください。
3)荷重による器物破損・傷害事故防止
- ●通常の埋設工事を行った浄化槽の上には、車などの重量物を載せないでください。
- ●車などが載る場合には、特殊工事が必要になりますので、専門の施工業者にご相談ください。
- ●マンホール蓋は適正な荷重の製品を使用してください。
これらの注意を怠ると、器物破損・傷害の生ずるおそれがあります。
4)水素ガスによる爆発事故防止
<リン除去型のみ>
- ●リン除去装置を設置している浄化槽ついては鉄電極から水素ガスが発生しています。タバコの火などの火気を絶対に近づけないでください。
これらの注意を怠ると、爆発事故の生ずるおそれがあります。