琵琶湖は、南の方のくびれた部分を境にして南湖と北湖とに分かれています。琵琶湖の全水量27兆5000億リットルのうち、99.3%が北湖で占められています。この大きさの違いは表面積ではなく、水深に関係しています。北湖の平均水深は41m、最も深いところは104mにも及んでいます。透明度も平均約6mときれいです。それに対し南湖の平均水深は4m、最も深いところでも約10mです。透明度も2mほどしかありません。
琵琶湖は400万年の歴史をもち、世界の古代湖の一つに数えられています。その間に干上ったり、形や大きさを変えながらして、いまから約50万年前に、ほぼ現在と同じ形になったとされています。そして、ここには55種の魚がいます。もちろんこの中には、ブラックバスやブルーギルのように、近年になってから日本へ入ってきた帰化魚も含まれています。
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琵琶湖大橋のある場所を境にして、写真では橋の手前が南湖、向こうが北湖と呼ばれています。
北湖の水は透き通っていて、きれいです。
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