私たちの取り組み浄化槽Topics
Topics 01-02
浄化槽が地震や水害にあってしまったら
近年、全国各地で大規模な災害がみられ、地震や洪水などの災害時には、浄化槽が被害を受けることもあります。被災した浄化槽をそのまま使用すると、人身事故や公衆衛生の悪化、ブロワ等の漏電による火災の発生などにつながる恐れがあるため、被災した場合は、適切な対応が必要となります。
災害がおこったら
住民(浄化槽の使用者)の方が、漏電や汚水の漏れ・消毒の確認をし、使用可能と判断できれば自宅避難生活の質を維持することができます。
◆確認作業
計画区域の指定や、避難勧告・指示、各種警報ならびに注意報が解除された時期を確認の開始時期とし、浄化槽に近づくことが危険な場合や、無理な確認は絶対に行わないよう注意が必要です。確認の際には、感電防止や衛生対策としてゴム手袋などを着用します。
作業は、下記チェックシートを参考ください。確認ができない場合や、チェックに該当する場合は、維持管理会社への連絡が必要です。また使用可能と判断した場合でも、被災後3か月を目安に維持管理会社へ点検を依頼してください。
もし、暫定使用期間中に汚水漏れや悪臭などを確認した場合は、使用を控え、維持管理会社へ連絡してください。
◆チェックシート
【家庭用の浄化槽】
環境省浄化槽サイトより
災害時の浄化槽被害等対策マニュアル(第3版)令和3年4月(PDF)
災害時における浄化槽被害等対策のために 住民用チェックシート(PDF)
【比較的規模の大きい浄化槽】
いざという時に役立つ!緊急対応策チェックシート 浄化槽の被災レベル分けと緊急対応策
◆注意事項
【ブロワの浸水について】
こちらもご参考ください。
◆備え
【いざという時に】
平常時からの備えも重要です。
- 契約している維持管理会社(保守点検業者)の連絡先を控えておく
- 状況チェックシートが使用できるように保管
環境省浄化槽サイトより
災害時の浄化槽被害等対策マニュアル(第3版)令和3年4月(PDF)
災害時における浄化槽被害等対策のために 住民用チェックシート(PDF) - 災害発生時に状況確認の妨げにならないよう、浄化槽設置の周辺を整理整頓
- 浄化槽のマンホール蓋はロック機構があるものに交換し、常時ロックしておく
- マンホール蓋にひび割れや破損など、異常が見られる場合は取り換えする