私たちの取り組み浄化槽Topics

Topics 05-01

小規模事業場の廃水処理導入を支える、
フジクリーンの「ユニットシステム」

フジクリーンでは、多くの導入実績から蓄積したノウハウや FRP 製の管体製造技術を応用し、独自の「ユニットシステム」を開発。従来にない高効率な産業廃水処理ユニットを提供しています。

■ユニットシステム:「標準ユニット」「セミユニット」

特定の業種に特化した「標準ユニット(標準型)」
毎年100件以上の受注物件から得られるデータに独自の調査結果を加え、流入水質・水量・廃水パターンに特徴のある業種に特化した「標準ユニット」を開発。対象事業場から事業規模の情報を受けるだけで速やかにプランを提示することができます。

〈例:学校給食センター〉
〈例:学校給食センター〉

様々な業種に対応可能な「セミユニット(汎用型)」
廃水内容が多岐に渡り「標準ユニット」を適用することが難しい業種については、「セミユニット」を開発しました。この方式は、担体流動槽や膜分離槽などの各部をあらかじめいくつかのサイズのユニットとして用意し、必要に応じて処理槽の配置から組み合わせまでを自在に変えられるようにしたものです。フルオーダーに比べて工期短縮とコスト削減が可能です。

〈例:クリーニング工場〉
〈例:クリーニング工場〉

FRP vs RC -小規模事業場のメリットが高いFRP製管体

フジクリーンのFRP製管体は工場での徹底した管理のもと製造されるため、品質、性能のバラつきが少なくなっています。現場で製造・施工する RC製処理槽に比べ、大幅な工期短縮を実現し、施工費の削減を可能にします。

FRP vs RC -小規模事業場のメリットが高い FRP 製管体
FRP製管体とRC製躯体の産廃工期比較(当社比)
FRP 製管体と RC 製躯体の産廃工期比較(当社比)

設計条件が下記の場合の躯体別概算価格表※設計費用は別途

工期時期は夏季、地域は本州、物件現場までの距離は工場又は基点から100㎞圏内を想定
詳細な積算表はフジクリーン担当部署へお問合せください。

計画条件

処理水量:110m3/D 処理方式:担体流動方式
流入水質:BOD800mg/L、SS500mg/L、n-Hex120mg/L
放流水質(下水道放流基準値):BOD600mg/L、SS600mg/L、n-Hex30mg/L

FRP 製管体設置費用

約 6,400万円

RC 製躯体設置費用

約 7,500万円

RC製躯体の場合は産廃の業種によっては表面劣化による補修経費も10年目から必要になるケースがあるが、FRP製管体の耐久年数は財務省の減価償却資料による耐用年数30年以上である。

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