仕事を知る work

部門紹介

専攻と職種のマトリクス表
(参考)

専攻と職種のマトリックス表

開発部門

第一開発部

第一開発課
(浄化槽)

国内外の浄化槽の設計開発を担当しています。3Dモデルの作成、構造解析による部品設計、試作、発売に向けた試験業務まで任されています。高品質であることはもちろん、製造する人が作りやすい製品を設計することも求められています。パソコン上で設計したものを実際に形にするところまで携わることができ、設計者としてのやりがいに繋がっています。

第二開発課
(産業廃水処理ユニット)

産業廃水処理ユニットの設計開発を担当しています。産業廃水は建築用途、例えば給食センターと人工透析では流入する水質や水量のパターンが異なるため、現場の条件に合わせて個別に設計を行います。物件ごとの廃水の生分解性を評価し、その物件に適した設計諸元を提案したり、業種別の分解性特性の知見を収集し、設計基準を検討することで、製品の処理フローや必要容量を決定します。

第三開発課
(ブロワ)

国内外のブロワの設計開発を担当しています。3Dモデルの作成、構造解析による部品設計、試作、発売に向けた試験業務まで任されています。内部の設計においては、空気抵抗の少ない流路を考えています。また、海外への出荷が増えているため、海外のお客様向けの技術講習会を開催するなど、製品のアフターケアに関する技術業務も担当しています。自身が設計した製品が実際に稼働し、正しく運用されているところまで見届けることができます。

第四開発課
(遠隔技術)

浄化槽の遠隔監視や遠隔制御、自律制御といったイノベーションを実現することを目指しています。浄化槽のメンテナンスを省人化することを目的に、浄化槽の内部の監視方法やデータ収集方法を検討しています。さらには、集約したデータを基に保守点検を自動化できるITシステムの開発について、大学との共同研究やパートナー企業とのアライアンスによって行っています。

第二開発部

開発課

国内外の新製品の企画や性能評価、また要素技術研究を行い技術の蓄積や次世代製品の提案を担当しています。次世代製品の開発においては大学との共同研究にも積極的です。また、社内の新技術を保護するために特許管理も担当しています。会社の将来を担っているという責任感を持って、研究開発に取り組んでいます。

製品開発ステップ

技術部門

技術管理部

技術課

国内外において浄化槽の設置時に施工現場で使用する設計図面の作成や、工場で製品を制作する際に使用する設計図面の作成を担当しています。また、国内外の施工現場への技術指導や安全パトロールも行っています。特に海外では浄化槽の施工経験のある業者が少ないため、正しく安全な施工方法を定着させるためのマニュアル作成やWeb・現場での施工指導を強化しています。

生産技術部

生産技術課

新しい生産工法の開発や、それに伴う新素材の研究を担当しています。海外での市場拡大に向け、国内外の工場での量産化、低コスト化、品質向上、短納期化など様々な課題にトライしています。合わせて、国内外にある自社工場および協力工場の製作指導を実施しています。また、新製品の発売前には設計開発部門と協力し、工場内の工程設計を提案します。

営業部門

小型浄化槽営業(支店 営業課)

浄化槽は建物の規模によって対応する機種が変わります。小型浄化槽は一般家庭用の量産型製品です。製品の特性上、出荷基数を増やすことで原価を下げ、シェアを伸ばすことが求められます。ハウスメーカーや住宅設備メーカー、設計事務所などに訪問し、お客様との関係構築をすることが必要です。

大型浄化槽営業(支店 営業課)

大型浄化槽は工場や商業施設などの大型建築物に対応する受注生産品です。ゼネコンやサブコン、設計事務所などとやり取りしながら、建築物に必要なスペックを満たす浄化槽を提案します。同時に、社内の設計や施工部門と連携しながら案件を進めるため、商品を売り込むというより関係者全員と連絡や連携を取っていくプロジェクトマネージャーのような存在です。

産業廃水処理ユニット営業
(支店 営業課)

産業廃水処理ユニットは食品加工工場や病院の廃水など、生活排水ではなく産業活動から排出される水をきれいにする装置です。大型浄化槽同様、受注生産品のためプラントメーカーやゼネコン、サブコンなどと打合せをしながら水量や水質などの条件をヒアリングし、社内の設計部門や技術部門と連携しながら納品までのサポートをします。

海外営業(海外事業部 営業課)

豪州、北米、欧州に設けた海外拠点では、現地の外国人スタッフがフジクリーンの製品を販売しています。フジクリーンの社員は出張、もしくは駐在という形で営業活動を支援します。また、海外拠点の経理資料の確認や出荷管理などの管理業務を行います。新興国では排水処理の整備方針が定められていない国も多いため、計画段階から関与することもあります。マーケットリサーチをしながら現地の官公庁や海外商社、また社内の開発・技術部門と共同してプロジェクトを進めます。

営業の流れ

STEP1
市場調査
営業部が全国の営業担当者の意見を聞き取ったり、市場動向から調査を行います。
STEP2
情報収集
直接、客先訪問を行い、施設設備に関するニーズ把握を行います。
STEP3
技術提案
設計部門と協力し、弊社について客先提案を行います。
STEP4
見積提出
客先から示された仕様について、設計部門等と協議し見積り金額を算出します。
STEP5


営業先

小型浄化槽

小型浄化槽

ハウスメーカーなど

大型浄化槽、産業廃水処理装置

大型浄化槽、
産業廃水処理装置

設計事務所、ゼネコン、サブコンなど

ブロワ

ブロワ

浄化槽の維持管理業者

全ての製品に関わる営業先

全ての製品に
関わる営業先

設備店、管材店

海外展開

現在、オーストラリア、アメリカ、ドイツに拠点をおき、海外への事業展開を進めています。
一部の地域では、生産についても現地で行っており、販売だけでなく、施工などの技術的フォローも関連部署と協力しながら行っています。

海外展開
詳しく見る

管理・事務部門

総務部

総務課

コーポレートサイトの運営、メディアの取材対応などの社外向け業務から、会社所有のファシリティマネジメントまで、仕事内容は多岐にわたります。社員にとって働きやすい職場環境を整えることを目的とした仕事が多く、献身的な姿勢で業務を実施しています。全社の全ての社員とやり取りがあり、またパートナー企業との商談も多いため、高いコミュニケーション力が求められます。

人事課

採用担当は会社経営に必要な人材を見つける役割を担っています。会社のビジョンや仕事内容等を伝え、求職者との交流を通じてマッチングを図ります。選考プロセスの設計やイベントの企画運営、面接、内々定者フォローまでを一貫して行うため、細かくPDCAを回す実行力が必要です。
労務担当は社員の働きがいを高める施策を立案し、また社員の勤怠管理や給与計算などを行います。結婚・出産・育児・介護など、社員の生活に関わるサポートやお金に関わる仕事が多く、公平な視点と精確性が求められます。

経理部

会計課

企業活動におけるお金の管理を担当します。本社全体の会計処理と海外子会社の業績をまとめて経営判断に必要な会計報告を行います。税務上正しい処理がされているかを精査し、税務申告、納税を行う必要もあります。経費処理に関する社内からの問合せ対応から、会計事務所などの外部機関とのやり取りもあり、業務の確実性とともに高い倫理観が求められます。

情報システム課

社内PC、スマホの設定や業務のDX推進をしています。近年は生成AIの活用方法について全社向けに勉強会を開催したりしています。社内からの取り合わせ対応は勿論、既存の利用システムをより使用しやすくするために他部署や外部のシステム会社との打合せ・交渉をすることもあり、企画力と高いコミュニケーション力が求められます。社内のIT活用を進め、全社の業務効率化やより質の高い仕事の実現に貢献しています。

営業事務(営業部、支店 営業課)

営業担当からお客様に渡す見積書の作成や製品の発注業務、お客様からの問合せ対応を担当します。納期・製品機種・お客様の確認から配送の手配までを一貫して行います。正しい製品を出荷することはもちろん、配送方法や配送経路、トラックの大きさなどを考慮して最適な配送を行います。お客様、営業担当、仕入先、運送会社とやり取りし、効率的かつ正しく業務を遂行することが求められます。

海外事業事務(海外事業部 営業課)

海外向け製品の発注業務、輸出手配(貿易書類の作成、コンテナ・航空便の手配など)、売上管理を担当します。輸送業者の手配では、輸送先の国や出荷する製品によって必要書類や保険、関税額、その他規制が異なるため、確認し必要に応じて業者との交渉も行います。海外子会社の営業事務サポートも一部行うため、ビジネスレベルの英語力が必要です。また、海外業務はイレギュラー対応も多いため、課題解決力や臨機応変に対応する姿勢も求められます。